August 14, 2006

女性像

さっき見てた映画「モナリザ スマイル」で考えさせられた。最近密かに起きた不倫騒動だとか、結婚はせず子供を産み育てるシングルマザーだとか、そんな話はいつでもごろごろしているアメリカ、人間はこんなにも欲深く、どろどろしたドラマを持ち合わせているんだと改めて知る。日本にいた頃はわたしの周りのすべては常識内に当てはまったのに。でもどこの国でも女性は女性、いくつもの欲望は葛藤と共に消え去っているのかもしれない、世間体と常識の範囲以内で。でもアメリカに来てからというもの、自分の中の常識は崩れさるばかり。ここでは常識にとらわれず自由に生きることを目指す女性がたくさんいる。アメリカでは女性の地位は70年代になって大きく這い上がった。この映画を見ると、50−60年代に自由に生きれなかった女性たちの思いが見れた気がする。そしてそんな彼女たちががんばって起した地位獲得の改革に女性としては感謝をしたいぐらい。だからここにある自由に、彼女たちに感謝したい。結婚していても恋をしていたいと思う女性がいて、子供がいても仕事が欲しいと思う女性がいて、幸せになるために彼女たちは自ら戦っている。でも欲望のために、自由になるために、幸せになるために何かを犠牲にするのはよくない。それでも多くのアメリカ女性は常識をもたず今の現状よりさらに良くなる方法を探している。シングルマザーに援助をする国だけど、シングルマザーを進めている訳ではないし、女性はもっと自由になってもいいと言われて育った多くのマザーは子供を守るより離婚を先にみつめていたりする。ここではなんでも先進国。行き過ぎていて常識を見失った将来、子供たちはどうするんだろう? 自由はどこまで許されるんだろう? 社会の秩序を保つためには社会のルールを守るしかないのに。

2 コメント:

hotaruさんと同じように私も「モナリザ スマイル」を見た時はやは同じようなことを考えました。

女性の地位は国の文化、風習、あるいは宗教などによっても変わりますが、でも土台は「女性は強い」ことに変わりがない…そんなことを様々な国の女性を見てきて感じました。

これからはますます、心豊かに、人間として生きる術を見極められる女性達が増え、活躍していただきたい…そう思います。

bambinaさん、

そうですね、いい傾向と言えるかもしれません。ネガティブな部分は多いだろうけど、女性は情熱的で愛情深く、包容力もあって、今強くたくましく生きてる人はとって輝いてみえます、そういうのを見ているのは子供にとってもいいことなもかもしれないですね。わたしもいい傾向であると願います。

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