August 17, 2007

真実

ようやく学校も終わってやっと夏を満喫できるかな、という時。なのに今年の夏は平年よりも気温が低いらしくてまったく夏という気がしない。これじゃプールも寒いぞ、日焼けに徹する外人たちは紫外線を恐れない、夏の日光浴も体に悪い上に時間まで無駄にしているように見えてくる。学校が終わってできた一人のフィリピンの友達。まだ学校以外で会ったことはないけど、5月にきて結婚したばかりの彼女はまだシアトルを知らない、でも英語はよくできるからびっくりだ。家に遊びにいく約束したけど今日は忙しいらしい。ちょっと残念。でもまた今度。
私の旦那の両親は快いクリスチャン、困った人を見るとほっとけないのでいつも彼らなりのやり方で人と助けてきた。でもそういう人たちはなぜだかいつも警察ごとを起こすので、やっぱり旅立っていくことになる。現在両親は刑務所あがりの人たちを雇っている。これまたcriminal recordというだけで最悪の印象を与えるが、会ってみれば普通なのだ。彼らは3年の刑を終えて出てきたけど、そのレッテルは一生彼らを自由にしない。住む場所も仕事もお金ももう自由に扱えない。彼らは一生囚人。そのうちの一人のエリックという男性は、とっても明るくて陽気なアメリカン、とてもそんなことをしたなんて思えない。過去を脱ぎ去ろうとカウンセラーに通って努力している。そんな彼にもフィリンピンに彼女がいるらしい。どうやらもう40近くだけど結婚したいという。私はそんな彼を助けたいと思って”私のフィリピンの友達にいろいろ聞いてみたらいいよ”っていったんだけど、事はそんなに簡単じゃない。エリックはまずその友達や夫が僕に会うことをためらわないか聞いてほしいという。たった1度会うだけなのに。でももし友達が夫がそれを知ったら嫌がるかもしれない、もし知らないで合わせたらエリックはまた刑務所送りになるかもしれない。だから確かめてくれって。もしその友達が拒否したら私のお節介はお節介で終わるのだ。なんだか悲しい。この悲しさを彼らはいつも握りしめている、アルコールだけは控えて、周りの人たちが彼のことを知っている上で会っているのなら彼は二度と過ちを起こさずに済むと、そういうのだ。

1 コメント:

こんにちわ~。
実は私も今、ホームステーのホストファミリーをしてます。
親戚の子。 20才なの・・・。
幸い、今日は下の娘が率先して面倒見てくれてるのでサボってたブログを。。。

ご主人のご両親、お偉いですね~。
貧しい人とか身障者とか色々いますけどクリミナル・レコードを持った人の面倒をみてあげる人ってなかなかいないと思いますよ。

ほんと、一旦間違いを犯すと一生付いて回りますものね、 いくら改心しても。

素晴らしいご家族をもったご主人と結ばれたんですね、hotaruさん~!

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